こんにちは! A I です!
皆さん、冬は肌がカサカサに乾燥して嫌になったりしませんか?
私は小さい時から乾燥肌で、大人になるにつれ悪化しています…
冬は保湿化粧水と加湿器がお友達!なのは私だけではないはず!
さて、乾燥肌には「保湿化粧水」や「美容液」「保湿クリーム」が対策の要になることが多いですよね。
今回はスキンケア用品以外で、乾燥対策ができる方法をご紹介します。
それはズバリ、食事です!
「食事」というと、範囲が広すぎますが、要は肌のターンオーバーを促進したり
肌にいいビタミン、ミネラルを含んでいる食品というのがあります。
それらを取り入れたレシピや効果を体験談と一緒にご紹介していきます ♪
- 乾燥肌に悩んでいる人
- 喉が渇いて仕方ない人
- スキンケアでは改善しない人
- 免疫力が下がっている気がする人
毎年冬になると肌に白い粉がふくくらい乾燥していた私。
取り入れる食材を意識的に変えることで
肌のターンオーバーが整ってかなり改善しました。
乾燥しないワケじゃありませんが、粉がふくほどの乾燥はなくなりました。
乾燥が起こる理由は?
部屋を加湿して、化粧水をしっかり塗っているのに乾燥する。
私が長年悩んでいた乾燥肌。色々調べても結局よく分からない。
そもそもなんで肌って乾燥するの?そう思ったことはありませんか?
肌の乾燥を改善するキーワードは「ターンオーバー」です。
聞いたことがありますよね。
肌には一定周期で古い細胞が新しい細胞に変わる仕組みがあります。
この「細胞の入れ替わりサイクル」が正しく働くことで
水分を逃がさない健康的な肌になることができるんです!
お肌のターンオーバーとは?
ここでターンオーバーについて詳しく見てみましょう。
人の皮膚は、外側から「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造となっており
「表皮」はさらに表面から
- 角質層(かくしつそう)
- 顆粒層(かりゅうそう)
- 有棘層(ゆうきょくそう)
- 基底層(きていそう)
の4つの層に分かれます。
一番上の表皮で起こる細胞の生まれ変わりを「ターンオーバー」といいます。
なんだかややこしい層に分かれていますが
要は、表面の皮の中で細胞が入れ替わって
最終的に古くなった細胞が「垢」として、はがれ落ちるんです。
- 10代 ~ → 約 28 日
- 50代 ~ → 約 55 日
- 60代 ~ → 約 100 日
個人差はありますが、このように一定のサイクルがあります。
人の皮膚はこのターンオーバーが繰り返されて
どんどん細胞が入れ替わってるんですね。
そしてこの細胞、実は私たちが食べた物を材料に作られているんです。
つまり、ターンオーバーを促進する食材を食べれば、ターンオーバーが整いやすく
逆にターンオーバーを阻害する物を食べると、サイクルがあっという間に乱れてしまいます。
ターンオーバーのサイクルが乱れると
古い角質が表皮に残ってしまい、肌荒れをおこしたり
肌の水分を保てないので乾燥してしまうのです!
ターンオーバーを整える食材、栄養
さて、ターンオーバーが正しく行われることが大切なのは、お分かりいただいたかと思います。
ここからはターンオーバーに必要な「食事」についてお話しします!
食事というと大きな括りになってしまいますが
大切なのは、「食材に含まれている栄養素」なんです。
ビタミンやミネラルなど、食材にはそれぞれたくさんの栄養素が含まれています。
どの食材がどんな栄養を含んでいるのか
肌のためにはどんな栄養が必要なのか見てみましょう。
- たんぱく質
- ビタミンA
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- 亜鉛
これらの栄養素がターンオーバーを促進させ、健康的な細胞を作る手助けをしてくれます。
それぞれの栄養素を多く含む食材をまとめてみました。
乾燥肌に悩んでいるときは積極的に摂ってみてくださいね。
タンパク質
- 肉類
- 魚介類
- 卵類
- 大豆製品
- 乳製
タンパク質は体内でアミノ酸に分解されて
肌細胞や血液、筋肉の材料になる栄養素です。
タンパク質には「乳製品に含まれているタンパク質」と「大豆製品に含まれているタンパク質」があり
それぞれ働きが違います。
なので、一つの食品だけではなく、いくつかの食品を組み合わせて摂るとより効果的です ♪
ビタミンA
- レバー
- バター
- 卵黄
- ニンジン
- うなぎ
- モロヘイヤ
- ほうれん草
ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康を維持してくれる栄養素です。
ビタミンAは脂溶性ビタミンで、油に溶けやすい性質があります。
お肉に多く含まれているので、イメージしやすいですね。
油と一緒に取ると吸収率が上がります。
他にも、人参やパプリカなどの緑黄色野菜には「β-カロテン」が含まれていますが
これは、体内でビタミンAに変換される栄養素なんです。
ビタミンB6
- かつお、まぐろなどの魚類
- レバー
- 赤身肉
- 鶏肉
- バナナ
- パプリカ
- さつま芋
ビタミンB6は、タンパク質をエネルギーに変換するのを助ける栄養素です。
ビタミンB6はビタミンB群の一つで、水に溶けやすい水溶性のビタミンです。
「ビタミンB群」は全部で8種類あって
それぞれがお互いに影響しあって相乗効果を生み出すので
ビタミンB6だけでなく、ビタミンB群をまんべんなく取ることがお肌にも健康にも効果的です。
ビタミンC
- パプリカ
- ブロッコリー
- ケール
- モロヘイヤ
- カボチャ
- 果物類
ビタミンCは皆さまご存知、お肌のための栄養素ですね!
肌の酸化を抑えたり、コラーゲンの生成を助けたりしてくれます。
ほかにも、鉄やカルシウムの吸収をサポートする効果もあるんです!
ビタミンCも、水に溶けやすい水溶性のビタミンです。
加熱したり、長く水につけると栄養素が溶け出てしまうので
生で食べるのが一番効率よく摂取できる方法です。
おススメは、レモンを毎日1個食べることです。
- サラダのドレッシングにレモンを絞る
- 水や白湯にレモンを絞って飲む
- お肉料理や魚料理に絞ってたべる
ビタミンE
- 卵
- アーモンドなどナッツ類
- オリーブオイル
- アボカド
- 大豆
- サバなどの魚介類
- かぼちゃ
ビタミンEは抗酸化作用がある栄養素で有名ですね。
肌の酸化を抑えてくれて、細胞膜を健康に保つ働きがあります。
ビタミンAと同じく、脂溶性のビタミンなので
油と一緒に食べると吸収率がアップします。
ビタミンEの抗酸化力はとても強く、“若返りのビタミン”とも呼ばれているんです!
亜鉛
- 牡蠣
- わかめなどの藻類
- 牛赤身肉
- 小麦胚芽
- カシューナッツ
- 卵
亜鉛は酵素を作って、ターンオーバーを促進してくれる栄養素です。
亜鉛は体内で作ることができない「必須微量ミネラル」なんです。
DNAの合成、タンパク質の合成、免疫調節など
たくさんの役割を果たしている大切な栄養素で
最近の研究では、亜鉛が不足すると免疫不全が起こるといわれています。
効率のいい食べ方を紹介
肌のターンオーバーに必要な栄養素を含んでいる食材を見てきました。
知識としては理解したけど
実際どうやって取り入れたらいいかを紹介します。
私がやっている習慣もご紹介しますね ♪
1.多彩な食材をワンプレートに乗せちゃおう
人はどうしても好き嫌いがあったり、いつもの癖で
特定の食べ物ばかり食べてしまう傾向があります。
そこで、色んな食材を少量ずついれて、ワンプレートにするのがおすすめです!
特に野菜!
色んな葉物、根菜類を細かく刻んでサラダにしてもいいし
少し熱を通して味をつけても美味しいですよ。
肉や魚、卵を食べる場合は、同じくらいの量の野菜を食べることが大切とされています。
メインの料理の下敷きに野菜を組み入れたり
メインの上に彩りとして乗せる方法もおすすめです。
2.野菜を加熱する
ビタミンAやビタミンEは脂溶性ビタミンといい、油と一緒に摂ることで吸収率が高まる栄養素です。
そこで、このビタミンを含む食材は、油で調理するのがおすすめです。
加熱すると野菜のカサも減らせるので
生野菜のように、この量を頑張って食べないといけない!
という感覚にはなりにくいと思います。
火の通しすぎはよくないので
「カサが少し減るくらい」、「野菜がしんなりする程度」で加熱しましょう。
私の料理習慣を紹介
ここで私がよく料理に取り入れる習慣をご紹介します。
- 葉物野菜は細かく刻む
- 野菜を加熱する時は油にしっかり絡めてから調味料を入れる
- お肉や魚の焼き始め以外は、弱火で火を通す
- サラダのメインになる野菜を細かくして、常に2,3種類はタッパーに常備しておく
野菜をたくさん取るコツは、なるべく細かく刻むことです。
ごろごろ野菜ももちろん美味しいのですが、細かくすることで満腹感を感じるまで時間が空き
たくさん野菜を食べることができます。
野菜は細かく、お肉や魚は大きく。
おススメの方法です ♪
まとめ
乾燥肌が起こる原因は空気の乾燥だけではありません。
日ごろの食事が、肌のターンオーバーに影響を与えている可能性があります。
食生活が乱れがちだな~と思う時は、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
肌のターンオーバーに効果的な食材を使って、スープや煮物を作ると
簡単に栄養を取ることができます。
ターンオーバーは、だいたい20~50日。
多くの人は、1か月食事に気を付けることでターンオーバーが正常に働きだすと思います。
この記事が誰かの参考になれば嬉しいです ♪
肉や魚、卵、大豆製品、野菜、果物など、色んな食材をバランスよく食べて、健やかな肌を目指しましょう!
野菜を細かくしてみる方法、ぜひ試してみてください!