みなさん、こんにちは! A I です ♪
食用油は毎日同じものを使っていますか?
それとも毎食ごとに色んな油を使っていますか?
今回は、「油って種類があるの?」と思った方は是非見てほしい、油のお話し!!
少し前にオイ活がブームになりましたね、
テレビで聞いたことがある人も多いと思います。
オイル活動の略語ですが、実際何をしているのかよく分からない人もいるのでは?
どんな油を使ったらいいのか、油を変えると何がいいのか。
私が使っている油も紹介します ♪
この記事を読んだら、油に隠されている健康の秘密を知ることができます!
是非読んでいってくださいね!
- 健康や美容に興味がある人
- オイ活をしてみたいけど、どうしたらいいかわからない人
- おすすめの調理油を知りたい人
食用油はそれぞれで持っている栄養が違うので
色んな種類を取ることが重要!
キャノーラ油だけでは、オメガ6脂肪酸に偏ってしまい体に炎症を引き起こします。
お肉だけで十分なオメガ6脂肪酸が摂れるので、キャノーラ油を止めて
オメガ3脂肪酸を含んだ物や、オメガ9,飽和脂肪酸など満遍なく取りましょう。
そもそも油を変えると何がいいの?
「脂=脂質」は、「炭水化物(糖質)」、「タンパク質」とともに
三大栄養素のひとつであり、ヒトが生命を維持するためには欠かせない存在です。
いまだに「油」と聞くと、太るとか、血管が詰まるなどマイナスなイメージを持つ人も少なくありません。
しかし、油は我々の体に必要不可欠なものなんです。
健康な細胞に生まれ変わる
それと言うのも、体の中にある細胞の「細胞膜」は摂取した油からできているんです。
取り入れた物を糧に細胞膜が作られるので
体にとっていい油であれば「健康な細胞」に、悪い油であれば「炎症を起こした細胞」に代わってしまいます。
皆さんは健康的な細胞がどんなものかご存知でしょうか?
健康的な細胞はシャボン玉のように柔らかく、ふわふわしています。
入ってきた栄養を膜の中に取り入れ、古くなったいらないものを膜の外に追い出して、いつもいい状態を保ってくれます。
しかし炎症を起こした細胞は、細胞膜が硬くなってしまうので
新しい栄養は入ってこれないし、古くなった老廃物を外に出すことができなくなってしまうのです。
体の中が炎症を起こした細胞ばかりになったら、体を壊してしまうのは必然的だと言えますよね。
脳は脂肪でできている
ヒトの脳は約60%を脂肪が占めています。
まさに脂肪の塊ですね。
その脂肪が悪い油で作られてしまうと、脳細胞同士のコミュニケーションがうまく取れなくなり
脳の正しい機能が発揮されなくなってしまいます。
いい油を摂取すると細胞間のコミュニケーションを円滑にし、脳の機能を高めることができます。
いい油と悪い油とは?
悪い油、いい油と言っていますが何が悪い油なのか?
油と一言で言っても、アブラには飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸がるのをご存知でしょうか。
まず押さえておきたいのがその中の2種類の必須脂肪酸です。
体内で作り出すことができない必須脂肪酸には
「オメガ6不飽和脂肪酸」(以下オメガ6)と「オメガ3不飽和脂肪酸」(以下オメガ3)があります。
不飽和脂肪酸
不飽和脂肪酸は「一価不飽和脂肪酸」と「多価不飽和脂肪酸」に分かれています。
多価不飽和脂肪酸は「オメガ9不飽和脂肪酸」のことで、体内で生成されます。
必須脂肪酸である
- オメガ6(リノール酸)
- オメガ3(αリノレン酸、DHA、EPA)
この二つは多価不飽和脂肪酸に分類され
体内でつくることができません。
そのため食事から摂取する必要があります。
不飽和脂肪酸の特徴は次の通りです。
- 常温で液体になる
- 魚や植物に多く含まれている
- 酸化しやすい
体内で生成できないオメガ6とオメガ3は非常に重要な役割があります。
脳の構造要素の10%はオメガ6、14%がオメガ3でできています。
つまり脳には欠かせない存在なのです。
石川勇太&アイザック・H・ジョーンズ「THE EAT」より
オメガ6とオメガ3のバランスが崩れている
オメガ6とオメガ3 が重要な要素なのは先ほどお話したとおりです。
ここで問題になってくるのが「健康的な細胞を作るための比率」なんです。
健康的な細胞を維持するために必要なオメガ6とオメガ3の比率は
- オメガ6:オメガ3 = 4:1
- もしくは オメガ6:オメガ3 = 2:1
と言われています。
しかし現状、多様化した食事ではそのバランスが
- オメガ6:オメガ3 = 10:1 (それ以上とも)
このようになっています。
つまり現代人はオメガ6を取りすぎなんですね。
このバランスが崩れた状態が細胞の炎症を招き、体調を崩すなど様々な症状を引き起こします。
オメガ6を多く含む油
必須脂肪酸のオメガ6とオメガ3はバランスが大事です。
しかし、一般に広く使われている油が偏っているため
そのバランスが崩れてしまっているのです。
- キャノーラ油
- マーガリン
- 菜種油
- サラダ油 など
スーパーで安価で手に入るこれらの油にはオメガ6が多く含まれていて
オメガ3はほとんど含まれていません。
一般家庭でも外食でもこれら植物性の油が使われていますので
必然的にオメガ6だけ過剰摂取してしまうワケです。
現代人に未病や慢性的な体調不良が多いのはこの偏った油の取り方にあると言われています。
いい油を取り入れよう
さて、悪い油(オメガ6の過剰摂取)について解説しました。
では、どんな油を取り入れればいいのかをご紹介します。
オメガ3を取る
現代人はオメガ6を取りすぎ。
なのでオメガ6を減らしてオメガ3を増やせばバランスが整います。
オメガ3が含まれる油は以下の通り
- 魚の油
- 亜麻仁油
- えごま油
- ヘンプシードオイル など
これらのオイルを食事に加えるとでオメガ3を摂取することができます。
注意点としては、これらの油は熱に弱いため
出来上がった食事にかけるようにしてください。
加工が少ない油
植物性の油は熱に弱い物が多く、
造過程で熱が加わると酸化してしまいます。
そのため、加工工程が少ない油の方が酸化しておらずいい油といえます。
- エクストラバージンオリーブオイル
- エクストラバージンパーム油
- MCTオイル など
これらの油は製造過程が少なく、栄養価も高いオイルです。
オリーブオイルはよく使われる油ですが、エクストラバージンは熱に弱いので
こちらも出来上がった料理にかけるようにしてください。
熱に強い油
今まで紹介してきた不飽和脂肪酸は熱に弱いものでしたが
熱に強い油をご紹介します。
それが「飽和脂肪酸」。
肉や乳製品に多く含まれている油です。
熱に強い油は以下の通り
- グラスフェッドバター
- ギ―
- ココナッツオイル
- アボカドオイル
- パーム油 など
これらのオイルは、油が酸化してしまう発煙点が高く
熱に強いため、安心して料理に使うことができます。
ネットショップなどに売っていますので、是非取り入れてみてください。
まとめ
人間の体の調子を整えるには
体の細胞膜の素となる「油」を良質なものに変えることが必要不可欠です。
健康のためには脂肪酸のバランスが大切ですが
現代人は偏った油の摂取でオメガ6だけが過剰摂取になってしまっています。
オメガ6を減らし、オメガ3を意識して取り入れ
酸化しやすいオイルではなく、熱に強いオイルを使って料理をしましょう。
また色んな種類のオイルを使って、脂肪酸が偏らないようにすることが大切です。